楽しみながら強くなれる!田村装備開発(株)の『ガチタマTV』!
2022年01月01日
初夢企画 もしもこんなチキンヘカ専門店があったら

京阪線某駅を出て、線路に沿い歩いて徒歩五分余り。何の変哲もない普通の住宅街に、チキンヘカ専門店「モンテカッシーノ」がある。のれんに、牛の頭蓋骨のマークが書いてあるだけで、チキンヘカとか鶏すき焼きとか書いていない。知らなければ入りづらい店だ。
ええいままよ、と暖簾をくぐり入店した。
席に座ったが、メニューはない。何も言わないのに、まるで飲み屋でお通しを出すように、チキンヘカがスッと出てきた。そして聞かれるのはライスのサイズだけだ。このライスがまた美味い。カウンター越しから見ていると、フィールドレンジで炊いていることがわかる。
あとからわかったがイタリアから取り寄せたリゾット米を使っているというこだわりの逸品だ。
一方、鶏や玉子やタマネギは、北大阪某市の農家で生産されたもので、鶏はブロイラーでなく、北摂地鶏と呼ばれるものである。聞けば山羊や烏骨鶏と一緒に飼育されている鶏だそうだ。
ヘカやライスだけではなく漬物も名物だ。夏場はキュウリ、冬場は大根。付け合わせとして提供されるが、別料金で追加オーダーすることもできる。イタリア戦線の日系兵士が作ったものをルーツとしており、ヘルメットのシェルで漬けていると言う。
最初はライスとヘカをそれぞれ交互に食べるが、半分くらい食べたら、残ったヘカにライスをぶち込む。浅いメスパンにヘカをなみなみ注ぐので、カウンターに溢れまくりだ。
しかし気にする必要はない。食べ終わって席を立った後、店主がWPG製ハックタオルで拭いてくれるからだ。
希望すれば生卵も出され、すき焼き風にして味の変化を楽しむこともできる。
現店主で二代目だそうだが、創業者の先代は、大戦米軍の再現グループで糧食を担当していたそうだ。
先代が本業の都合で副業ができなくなったため、一足先に定年退職した二代目がこの店を継いだという。
鶏肉はもちろん、ぶつ切りにされたタマネギにもしっかり味が染みているし、ほんのり感じられるブイヨンの風味もたまらない。
初回訪問時に裏メニューらしきコーヒーが気になったので、再訪した際、勇気を出してオーダーしたが、出てきたのはなんてことのない普通のインスタントコーヒーだった。
チキンヘカ専門店なんだからチキンヘカ以外は付録みたいものって気概の表れなのかと思って聞いてみたら「レーションについてくるコーヒーはこんなもんだ」ということであった。
なお、チキンヘカの持ち帰り販売もやっているが、容器が固定ベイルのM1ヘルメットのシェルで無いと受け付けてもらえない。前に可動ベイルを指摘され激昂した客にMPを呼ばれたこともあるそうだ。
現在は、容器込みの販売も行っているが、その容器はマレーのシェルになるため、容器が中身の数十倍となってしまうが、コアな客に受けているという。
Posted by BCoガイドジャーナル at 00:50│Comments(0)
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